ホーム / コラム / 実録: 20年前の見た目のホームページ、AIでリニューアルしたら20分だった
実録: 20年前の見た目のホームページ、AIでリニューアルしたら20分だった
公開: 2026-07-04 ・ 約7分
「AIがホームページを直せる」と聞いても、実際のところどこまでできるのか、話だけでは分からないと思います。そこでこの記事では、私たちが行った検証をそのまま公開します。紺色のヘッダーに小さな文字、スマホ非対応——2010年代によくあった典型的な会社サイトを、AIがどうリニューアルしたのか。依頼の言葉から仕上がりまで、画像つきの実録です。
先にお断りしておくと、対象は検証用に用意した架空の会社サイト(株式会社ヤマダ製作所・金属加工の町工場という設定)です。実在のお客様のサイトではありませんが、作業の中身と結果はすべて実際の記録です。
リニューアル前: 「あるある」を詰め込んだ古いサイト
検証用のサイトは、日本の中小企業のホームページによくある状態を再現したものです。
- 紺色のベタ塗りヘッダーに、小さめの文字(13px)
- 全8ページのコーポレートサイト(会社概要・事業内容・製品実績・お知らせなど)
- スマホ対応なし。スマホで見ると設備一覧の表が画面からはみ出す
- お知らせの最終更新は1年半以上前
- フッターの年号は「© 2019」のまま

心当たりのある方も多いのではないでしょうか。「業者さんに作ってもらったきり、10年そのまま」という、あのサイトです。
AIへの依頼は、たった一言
リニューアルの依頼として、AIに伝えたのは次の一言だけです。
サイト全体を、2026年の最新のコーポレートサイトらしい、モダンで信頼感のあるデザインにリニューアルしてください。文章の内容・ページ構成・写真は変えないこと。
ポイントは後半です。「変えてよい範囲」と「変えてはいけない範囲」をはっきり伝える——これがAIに仕事を頼むときのいちばんのコツです(この検証で何十回もテストして分かったことです)。
作業の中身: AIは何をしたのか
AIはまずサイト全体を読み取り、8ページの構成と現状のデザインを把握しました。それから、デザインを上書きする形でリニューアルを実施。サイトの中身(文章・写真・ページ)には一切手を触れず、見た目の層だけを新しくしていきました。
途中、AIは自分でページのスクリーンショットを撮って確認しながら作業を進め、「古いデザインの名残(紺色の線)が1か所残っている」ことに自分で気づいて直す、という場面もありました。
作業時間は、依頼から確認完了まで約20分でした。
リニューアル後: 何が変わったか

- 配色は落ち着いた青系に統一され、余白が広がり、写真が活きるカード型のデザインに
- 全8ページが同じデザインの言葉で統一(トップだけきれいで下層ページが古いまま、ということがない)
- スマホで見ても崩れない(はみ出していた設備一覧の表も収まるように)
- 文章・写真・ページ構成は1文字も変わっていない
そしてこの作業は複製したサイトの上で行われました。つまり、本物のサイトは無傷のまま、リニューアル後の姿を見比べて、納得してから切り替えられる状態です。
かかった時間と費用の比較
| 従来のリニューアル | AIによるリニューアル | |
|---|---|---|
| 期間 | 約1ヶ月 | 約20分 |
| 費用 | 制作会社で30万〜50万円〜、フリーランスで5万〜8万円 | 数万円(当社検証の目安) |
| 打ち合わせ | 数回の訪問・電話 | チャットで一言 |
| 失敗時 | 作り直し交渉 | 複製上の作業なので本番は無傷 |
外注の相場感のくわしい内訳はホームページの修正を外注するといくら?を、AIと外注の使い分けはAIでホームページを修正する時代をご覧ください。
検証で分かった、AIの得意と苦手
実録として、うまくいかなかったことも書いておきます。
- 曖昧な頼み方はダメ: 「いい感じにして」とだけ伝えた別の検証では、AIが意図と違う方向に作り込んでしまうことがありました。「どこを・どう変えたいか」を言葉にすることが大切です
- 写真は増やせない: AIは今ある写真を活かすことはできますが、新しい写真を撮ることはできません。今回のサイトも、工場の写真があったからこそ見栄えがしました
- 文章の中身は経営者の仕事: デザインは変わっても、「何を伝えるか」はAIが勝手に決めるべきことではありません(勝手に書き換えないように依頼で釘を刺すのが正解です)
この検証をサービスにしたのがRevibeです
私たちが開発している「Revibe(リバイブ)」は、この検証と同じことを、今あるWordPressサイトに対してチャットだけでできるようにするサービスです。複製サイトでの作業・自動の保存ポイント・見比べてから反映という安全装置ごと提供します。現在は準備中です。
よくある質問
本当に20分でできるのですか?
この検証(8ページ・デザイン刷新のみ)では約20分でした。ページ数が多い場合や、文章の書き直し・機能の追加を含む場合はもっとかかります。「何を頼むか」で変わる、が正直な答えです。
元のサイトが壊れることはありませんか?
この検証では、本物のサイトには触れず複製の上で作業しました。仕上がりを見比べて、納得した場合だけ切り替える流れです。万一のときのための保存ポイント(バックアップ)も自動で取られます。
文章や写真も新しくしたい場合は?
文章の書き直しもAIに頼めますが、「お店の強み」「伝えたいこと」は経営者にしか決められません。写真の撮影はAIにはできないため、手元の写真を用意していただくか、撮影だけ外部に頼む形になります。
何を用意すれば頼めますか?
「どこを・どう変えたいか」の一言だけです。この検証でも、依頼文は2文でした。
まとめ
- 2010年代の典型的な会社サイト(8ページ)を、AIは約20分でリニューアルできた
- 文章・写真には触れず、デザインだけを刷新。スマホ対応も同時に解消
- 作業は複製サイトの上。本番は無傷のまま見比べて判断できる
- コツは「変えてよい範囲・いけない範囲」を言葉で伝えること。曖昧な依頼はAIでも失敗する
自分のサイトならどう変わるのか——まずは無料診断で、現状の「もったいないポイント」から確かめてみてください。
※本記事は当社の検証環境(2026年7月)での実録です。対象は検証用に用意した架空の会社サイトであり、作業時間・仕上がりはサイトの状態や依頼内容によって変わります。費用の相場は当社調査にもとづく一般的な目安です。
この記事の運営: Revibe(リバイブ)— 今あるWordPressサイトをAIと会話しながら直せるサービス。 記事の相場データは公開情報の調査にもとづきます。