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ホームページの表示が遅い原因と直し方 — まず画像を疑う
公開: 2026-07-04 ・ 約8分
「うちのサイト、なんだか表示が遅い気がする」——スマホで自社のホームページを開いて、そう感じたことはありませんか。遅いのは事実なのか、遅いとして原因は何なのか、自分で直せるのか。まず知っておきたいのは、遅さの原因で最も多いのは「重い画像」で、それは無料で確認でき、多くの場合は直すのも難しくないということです。
この記事では、専門知識がなくてもできる現状の測り方から始め、遅くなる原因を多い順に、それぞれ自分で確認する方法つきで整理します。そのうえで、自分で直せる範囲と、頼んだ方がよい範囲の線引きを正直にお伝えします。かかる費用の目安を先に知りたい方は、ホームページの表示速度を改善する費用と効果にまとめています。
まず「本当に遅いのか」を無料で測る
「遅い気がする」は主観です。回線の調子やその日の混雑で速く感じる日もあります。だからまず、客観的な数字で現状を確かめましょう。Googleが無料で提供している**PageSpeed Insights(ページスピード インサイト)**を使えば、専門知識がなくても数分でできます。
手順はこれだけです。
- 検索で「PageSpeed Insights」を開く(Googleの公式ツールです)
- 入力欄に、自分のサイトのURLを貼り付ける
- 「分析」ボタンを押して、少し待つ
すると、0〜100点のスコアと、改善のヒントが表示されます。見るべきポイントは3つです。
- スコアの色 — 緑(90点以上)なら良好、オレンジ(50〜89点)は改善の余地あり、赤(49点以下)は要改善です
- 「モバイル」と「パソコン」の切り替え — 上部で切り替えられます。多くの訪問者はスマホで見るため、まずモバイルの点数を重視します
- 「改善できる項目」の一覧 — ページ下部に「次世代フォーマットでの画像の配信」「使用していないJavaScriptの削減」など、具体的な指摘が並びます。ここが原因の当たりをつける手がかりです
たとえば「適切なサイズの画像」「次世代フォーマットでの画像の配信」という指摘が上位に出ていれば、原因は画像である可能性が高い、という具合です。難しい用語が並びますが、全部を理解する必要はありません。どの種類の指摘が多いかを見るだけで、次に何を疑えばよいかが分かります。
遅くなる原因を多い順に — 自分で確認する方法つき
遅さの原因は、レンタルサーバー会社や制作会社の解説記事でほぼ同じ順序が示されます。多い順に、それぞれ自分で確認する方法を添えて見ていきます。
1. 画像が重い(最も多い原因)
スマホやデジカメで撮った写真は、1枚で2〜3MB(メガバイト)あります。ウェブ表示に本来必要なのはその10分の1以下なのに、撮ったままの大きなサイズで載せているために、読み込みに時間がかかります。遅いサイトの原因を調べると、まずここに行き当たることが最も多いと、複数のソースが指摘しています。
自分で確認する方法: PageSpeed Insightsの結果で「適切なサイズの画像」「次世代フォーマットでの画像の配信」「画像を効率的にエンコードする」といった項目が並んでいたら、画像が原因です。もっと簡単な確かめ方もあります。パソコンでサイトを開き、写真の上で右クリック →「名前を付けて画像を保存」を選ぶと、保存前にファイルサイズが見えることがあります。1枚が1MBを超えていたら、それは重すぎのサインです。
2. プラグイン過多・不要なファイル
WordPressは便利な拡張機能(プラグイン)をいくつも足せますが、使っていないものが残っていると、それだけで読み込みが重くなります。過去に試して放置したプラグインや、不要なコードの蓄積も同じです。
自分で確認する方法: WordPressの管理画面で「プラグイン」を開き、有効になっているものの数を数えてみてください。目安として20個を大きく超えていたら、使っていないものが混ざっている可能性が高いです。「これは何のために入れたか思い出せない」というものがあれば、それが整理の候補です(削除は後述の注意点を読んでから)。
3. サーバーの性能不足
格安の共有サーバーは、同じサーバーを使う他社の混雑の影響を受けます。アクセスが増えたときに処理が追いつかず、遅くなることがあります。
自分で確認する方法: 画像もプラグインも整理したのに、それでもページが表示され始めるまでの「最初の待ち時間」が長い場合は、サーバーが疑わしいです。PageSpeed Insightsで「サーバーの応答時間(TTFB)を短縮する」という指摘が出ていたら、その可能性があります。契約しているサーバーのプラン名を確認し、最安プランのままなら、原因の一つとして頭に入れておきましょう。
4. キャッシュが設定されていない
キャッシュ(一度読み込んだデータを一時的に保存する仕組み)がないと、訪問のたびにゼロから読み込みが発生します。設定するだけで体感が変わることがあります。
自分で確認する方法: 管理画面の「プラグイン」に、名前に「Cache(キャッシュ)」を含むものが入っているかを見ます。WP Fastest Cache、W3 Total Cacheなどが代表例です。見当たらなければ、キャッシュは未設定の可能性が高いです。
これらの原因は、「直しやすさ」も「効果」も違います。次の表がその整理です。
| 原因 | 直す難易度 | 速くなる効果 |
|---|---|---|
| 画像が重い | 低い | 高い |
| キャッシュ未設定 | 中くらい | 中くらい |
| プラグイン過多 | 中くらい | 中くらい |
| サーバー性能不足 | 高い | 高い |
つまり、「画像」は、いちばん簡単なのにいちばん効くというのが各社共通の結論です。だから、まずは画像から手をつけるのが、いちばん賢い順番になります。
自分で直せる範囲と、頼んだ方がよい範囲
原因が分かったら、次は「どこまで自分でやるか」の判断です。無理をして触ると、かえってサイトを壊してしまうこともあります。線引きの目安をお伝えします。
自分でも直せる範囲
画像を縮めてから載せ直す のは、いちばん効果が高く、比較的安全な作業です。やり方は2通りあります。
- 載せる前に縮める: これから写真をアップする場合は、パソコンやスマホの無料アプリで、横幅を1200ピクセル程度に縮めてから載せます。撮ったままの大きな写真をそのまま載せない、という習慣だけで、新しいページは軽くなります。
- すでに載っている画像を圧縮する: WordPressには、既存の画像をまとめて圧縮してくれるプラグイン(EWWW Image Optimizerなど)があります。導入すれば、画面上の見た目を保ったままデータ量だけを減らせます。
使っていないプラグインの削除 も、慣れていれば自分でできます。ポイントは「無効化」ではなく「削除」まで行うこと。ただし、削除する前に必ずバックアップを取ること、そしてどのプラグインか自信がないものは触らないことが鉄則です。
頼んだ方がよい範囲
次のような作業は、触り方を誤ると表示が崩れたり、最悪の場合サイトが真っ白になって元に戻せなくなったりします。不安なら無理をせず、プロに頼むか、複製したサイトで安全に試せる仕組みを使うのがおすすめです。
- キャッシュやコードの設定 — 設定を誤ると、更新したのに古い表示のままになったり、レイアウトが崩れたりします
- サーバーの移転(引っ越し) — 効果は高いものの、手順を誤るとサイトが表示されなくなるリスクがあります。専門的な判断が必要です
- 原因が特定できないとき — いろいろ試したのに速くならない場合、原因の切り分けそのものを専門家に任せた方が、結果的に早く安く済むことがあります
自分でやる範囲と頼む範囲、それぞれの費用の目安はホームページの表示速度を改善する費用と効果で、方法別・依頼先別の早見表にまとめています。
AIで直すという選択肢(Revibe)
もうひとつ、2026年現在の新しい選択肢が、AIにサイトの高速化を任せる方法です。
私たちが開発している「Revibe(リバイブ)」は、今あるWordPressサイトをAIと会話するだけで修正できるサービスです。「画像が重いので軽くして」と伝えるだけで、いちばん効果の大きい画像の軽量化を任せられます。自分で無料アプリを探して1枚ずつ縮める手間も、削除して大丈夫なプラグインを見極める緊張感も、AIが肩代わりします。
作業は必ず複製したサイトで行い、速さや見た目を見比べてから本番に反映する仕組みなので、「AIに任せて壊れないか」という心配にも設計で答えています。従来の外注とAIの詳しい比較や費用は、AIでホームページを修正する時代にまとめています。なお、Revibeは現在準備中のサービスです。
よくある質問
PageSpeed Insightsの点数は、何点あればいいですか?
明確な合格ラインはありませんが、モバイルで50点を下回っていたら改善を検討したい水準です。90点以上なら良好です。ただし点数そのものより、「改善できる項目」にどんな指摘が並んでいるかを見る方が、次の一手を決めるうえで役立ちます。点数を100点に近づけること自体を目的にする必要はありません。
スマホだけ遅くて、パソコンでは速いのはなぜですか?
スマホはパソコンより処理能力が控えめで、通信環境も不安定になりがちだからです。重い画像や余分なコードの影響は、スマホでより強く出ます。訪問者の多くはスマホで見るため、PageSpeed Insightsでもまずモバイルの点数を優先して確認するのがおすすめです。
画像を縮めると、写真が粗くなりませんか?
適切に圧縮すれば、見た目はほとんど変わりません。写真の「画質」と「ファイルの重さ」は別物で、目に見えない部分のデータを減らすことで、見た目を保ったまま軽くできます。横幅を1200ピクセル程度にする分には、パソコンやスマホの画面で粗さを感じることはまずありません。
自分でプラグインを削除して、サイトが壊れませんか?
その可能性はゼロではありません。だから削除の前に必ずバックアップを取ること、役割が分からないプラグインは触らないことが大切です。多くのレンタルサーバーには自動バックアップ機能があります。不安な場合は、無効化までにとどめて様子を見るか、複製したサイトで先に試すのが安全です。
いろいろ試したのに速くなりません。どうすればいいですか?
原因が一つとは限らず、画像・プラグイン・サーバーが重なっていることもあります。自分での切り分けが難しいと感じたら、無理を続けるより専門家に現状の診断を頼む方が、結果的に早く安く済むことが多いです。診断だけなら無料の会社もあります(費用の目安は表示速度を改善する費用と効果を参照)。
まとめ
- 「遅い気がする」で終わらせず、まずPageSpeed Insights(無料)で現状を測る。モバイルの点数と「改善できる項目」を見る
- 遅い原因で最も多いのは「重い画像」。次いでプラグイン過多、サーバー性能、キャッシュ未設定。それぞれ自分で確認する方法がある
- 画像を縮めてから載せる・不要プラグインを削除するあたりは自分でも直せる。ただし削除前のバックアップは必須
- キャッシュ・コードの設定やサーバー移転は、壊すリスクがあるため頼むか、複製サイトで安全に試すのが無難
自分のサイトの何が遅いのか、どこまで直せるのか——まずは無料診断で、現状の「もったいないポイント」から確かめてみてください。
※本記事は、当社調査(2026年7月時点の公開情報)にもとづく一般的な情報です。表示が遅い原因や有効な対策は、サイトの状態によって変わります。プラグインの削除やサーバーの設定変更には、サイトが正しく表示されなくなるリスクが伴います。作業の前には必ずバックアップを取り、不安な場合は専門家にご相談ください。表示速度の改善が売上・検索順位の向上を保証するものではありません。
この記事の運営: Revibe(リバイブ)— 今あるWordPressサイトをAIと会話しながら直せるサービス。 記事の相場データは公開情報の調査にもとづきます。