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中小企業のSEO対策費用の相場 — 月額いくらが適正?【2026年版】
公開: 2026-07-04 ・ 約8分
「SEO対策をやったほうがいいのは分かるけれど、月にいくらかかるのか、そもそも高いのか安いのかが分からない」——検索すると「月30万円」「月50万円」といった数字が出てきて、二の足を踏んでいませんか。結論から言うと、中小企業のSEO対策は、頼み方(方式)によって月5,000円台から数十万円まで大きく幅があります。手厚いコンサルなら月10万〜30万円、記事作成だけなら1本数千円〜、といった具合です。
この記事では、SEO対策の費用を「どう頼むか」の3方式に分けて相場を早見表にまとめ、「成果を保証します」という業者への注意、そして高額な契約を結ぶ前に自分でできる基本まで、出典つきで正直に解説します。SEOは「毎月お金を払えば必ず1位」という世界ではありません。そこも含めて中立にお伝えします。
中小企業のSEO対策費用の相場(早見表)
まず、頼み方(方式)別の早見表です。金額はいずれも一般的な目安で、サイトの規模・狙うキーワード数・競合の強さによって変わります。
| 方式 | 何をするか | 中小企業の相場の目安 |
|---|---|---|
| 月額顧問型(コンサル) | 戦略・分析・指示・月次レポート | 月10万〜30万円(手厚いと30万〜50万円) |
| 記事制作型(コンテンツSEO) | 記事を1本ずつ作る | 1記事5,000円〜3万円(専門家監修・取材で数万〜10万円) |
| 内部対策一括型 | サイトの技術面・設計を一括で整える | 10万〜30万円(1回のスポット工事) |
出典: Web幹事、デジタルアイデンティティ、PLAN-B、FUN-CREATE
相場記事でよく見る「月30万〜50万円」は、担当者が手厚く伴走するコンサルの価格です。多くの中小企業にとって現実的なのは、月10万〜30万円の顧問、あるいは記事制作を必要な分だけ頼む形です。さらに絞れば、改善レポートを受けて自社で手を動かす「月5,500円〜」という超小口の選択肢もあります(FUN-CREATE)。
なお、実際にいくらで発注されているかの実績データもあります。発注仲介のWeb幹事によると、SEO対策の発注額は平均73.7万円・中央値42.5万円で、71%が20万〜100万円に収まっています(出典: Web幹事)。平均は大きな案件に引っ張られて高く出るので、「真ん中の会社が払った額」に近いのは中央値のほうと見るのが実態に合っています。
3方式の中身 — 何にお金を払っているのか
同じ「SEO対策」でも、方式によって払っているものが違います。
1. 月額顧問型(コンサル・伴走)。 毎月定額で、キーワード調査・競合分析・改善の指示・月次レポートを受ける形です。中小企業向けは月10万〜30万円が中心で、価格が上がるほど対応範囲が広がります。月10万〜30万円なら調査・分析・レポートが中心、月30万〜50万円になると記事の編集方針づくりや内部対策の技術指導まで含まれる、という整理です(出典: メディアグロース)。「何をすべきか」を継続的に教えてもらう費用と考えると分かりやすいです。
2. 記事制作型(コンテンツSEO)。 検索されるキーワードに合わせた記事を1本ずつ作ってもらう形です。中小企業向けは1記事5,000円〜3万円が中心。専門家の監修や取材が入ると1本数万円〜10万円に上がります(出典: デジタルアイデンティティ、PLAN-B)。積み上げ式なので、月に数本頼めば、それだけで月10万〜30万円に届きます。
3. 内部対策一括型。 サイトの構造や設定、各ページのタイトル・説明文などを一度きちんと整える工事です。標準的なコーポレートサイトなら10万〜20万円の一括支払いが目安(大規模サイトは60万円以上)(出典: Web幹事)。「毎月」ではなく「1回」で終わる部分がある点が、顧問型や記事型との違いです。
多くの中小企業は、この3つを組み合わせて使います。ただ、どれも「お金を払えば順位が上がる」保証があるわけではありません。次に、そこを正直にお伝えします。
「成果を保証します」という業者への注意
SEO業者を探すと、「検索1位を保証」「順位が上がらなければ返金」といった営業文句を見かけることがあります。ここは冷静になってほしいところです。
検索エンジンを運営するGoogle自身が、公式ガイダンスでこう明言しています。
No one can guarantee a #1 ranking on Google. (Googleでの1位掲載は、誰にも保証できません)
そのうえでGoogleは、「順位を保証する」「Googleと特別な関係がある」「Googleへ優先的に登録できる」とうたう業者には注意するようにと述べています(出典: Google 検索セントラル「Do I need an SEO?」)。
これは誰かの意見ではなく、検索を運営している当のGoogleが公開している一次情報です。順位を決めるのはGoogleの仕組みであり、業者が確約できるものではありません。「必ず上がる」と言い切る業者は、この事実と矛盾しています。
「成果報酬型(順位が上がった時だけ課金)」という仕組み自体は存在します。ただし注意点があります。成果が出ると固定型より割高になることがあり、順位ばかりを追って本質的な改善が後回しになりやすいこと、そして過去には規約違反の手法(不自然なリンクの購入など)で一時的に順位を上げ、後にペナルティで急落する事例があったことです(出典: メディアグロース、FUN-CREATE)。そのため、今では成果報酬型はかなり珍しい形になっています。
大切なのは、金額よりも「何をやってくれるか」を確認することです。見積りは複数社から取り、施策の中身を比べて選ぶのが基本です(出典: PLAN-B)。
高額な契約の前に — 自分でできる基本
ここが一番お伝えしたい部分です。SEOの土台には、特別な契約がなくても自分で整えられる部分が意外と多くあります。月何十万円の契約を結ぶ前に、まず次が整っているかを確認してみてください。
- タイトルと説明文を整える — 各ページの見出し(タイトル)と、検索結果に出る説明文を、内容に合った分かりやすい言葉にします。検索結果に表示される「看板」であり、直しやすく効果も出やすい基本です
- スマホで見やすくする — スマホで崩れたり読みにくかったりするサイトは評価されにくくなります。Googleはスマホでの見え方を基準に評価します。費用の目安はホームページのスマホ対応にかかる費用と方法にまとめています
- 表示を速くする — 遅いサイトは訪れた人が離れやすく、評価にも影響します。原因は画像が重いことが多いです
- 中身を充実させる — 検索する人の疑問に正面から答えるページを増やす。これがSEOの本丸です。小手先の対策より、良い中身にまさるものはありません
これらは、業者に高い月額を払わなくても着手できます。逆に言えば、この基本ができていないまま高額なコンサルを契約しても、土台が弱いまま費用だけがかさむことになりかねません。
なお、タイトルや説明文の整備、表示崩れの修正といった**「内部対策の一部」は、AIによる修正でも安価に済ませられる**ようになってきました。これはSEO対策そのもの(順位を上げる請負)を代行するわけではなく、あくまでサイトを整える作業を安く行う、という位置づけです。私たちが開発中の「Revibe(リバイブ)」も、こうした内部の整備を会話だけで頼めるサービスとして準備を進めています。既存サイトの修正費用の相場はホームページの修正を外注するといくら?にまとめています。
一方で、どのキーワードを狙うかという戦略づくり、記事の企画、継続的な分析といった部分は、いまも人(専門家)の仕事です。基本の整備はAIや自社で安く、戦略は人に、という使い分けが現実的です。
よくある質問
中小企業のSEO対策は、月いくらが適正ですか?
一つの目安は、手厚いコンサルなら月10万〜30万円、記事制作を必要な分だけなら1本5,000円〜3万円です。もっと小さく始めるなら、改善レポート型で月5,500円〜という選択肢もあります。大切なのは金額そのものより、その予算で「何をやってくれるか」がはっきりしているかです。
「検索1位を保証」という業者は信用できますか?
慎重になったほうがよいです。検索を運営するGoogle自身が「Googleでの1位は誰にも保証できない」と公式に明言しており、順位保証をうたう業者には注意するよう呼びかけています。順位を決めるのはGoogleの仕組みであり、業者が確約できるものではありません。
まず何にお金をかけるべきですか?
高額なコンサルを契約する前に、タイトル・説明文の整備、スマホ対応、表示速度、そしてページの中身の充実という「基本」が整っているかを確認しましょう。土台が弱いまま費用をかけても効果が出にくいためです。基本の一部は自社やAIでも安く着手できます。
内部対策と記事制作、どちらを先にやるべきですか?
まずは内部対策(タイトル・説明文の整備やスマホ対応など、サイトの土台)を整えるのが順序として自然です。土台を整えたうえで、検索する人の疑問に答える記事を少しずつ増やしていく、という流れが無理のない進め方です。
AIに任せればSEO費用はゼロになりますか?
いいえ。AIが安くできるのは、タイトルや説明文の整備、表示崩れの修正といった「内部対策の一部(サイトを整える作業)」です。どのキーワードを狙うかという戦略や、継続的な分析・改善は人の仕事として残ります。AIは費用を抑える道具の一つであり、SEO対策すべてを代行するものではありません。
まとめ
- 中小企業のSEO対策費用は方式で幅が大きい。手厚い顧問なら月10万〜30万円、記事制作は1本5,000円〜3万円、内部対策の一括工事は10万〜30万円が目安
- 発注実績は中央値で約42.5万円(平均73.7万円)。平均は大きな案件に引っ張られるので、中央値が実態に近い
- 「成果を保証」「必ず1位」は要注意。検索を運営するGoogle自身が「1位は誰にも保証できない」と明言している。金額より「何をやるか」で選ぶ
- 高額契約の前に、タイトル・説明文の整備、スマホ対応、表示速度、中身の充実という基本を先に。ここは自社やAIでも安く着手できる
自分のサイトは、まず何から整えればいいのか——高いSEO契約を検討する前に、無料診断でサイトの「もったいないポイント(タイトルや表示の問題など)」から確かめてみてください。
※本記事の相場は、当社調査(2026年7月時点の公開情報)にもとづく一般的な目安です。実際の費用は依頼先やサイトの状態、狙うキーワードによって変わります。また、検索順位はGoogleの仕組みで決まるものであり、本記事は特定の順位や成果を保証するものではありません。
この記事の運営: Revibe(リバイブ)— 今あるWordPressサイトをAIと会話しながら直せるサービス。 記事の相場データは公開情報の調査にもとづきます。